おいしい毎日

毎日のこといろいろ。ラグビー好き!

そのひとだけのもの

昨日聴きに行ったライブで聞いた言葉


まえやってたのはビートルズのバンドで
それも完コピを要求されるバンドだったのだけど
完コピをすればするほど
ビートルズの大切なオリジナリティと離れるようで


その人の言わんとしたことを受け取れたかどうかは分からないけれど
なんだか、あ〜っ!・・・って印象に残る言葉に出会った感じ


それってたとえば踊りとか陶芸とか茶道とか
そういう伝統的な芸術や芸能なんかにも通じるかも!とか
個性云々の前にしっかりとした形があって
それでもそれを極めたその先には
そのひととなりがにじみ出る形を超えたものがあるような・・・


ふふふ
ギター小僧は好きなアーティストの真似をすることによって
音楽の道へ入門するのだね
いろんな流派があるように好きなグループがあって
弟子入りするようにひたすらそのひとの真似をして精進して
そしてやがて自分の道を見つけていくのか
それなりの味を出していくのか


彼は修業にも似たそれだけの繰り返しを経たからこそ
その枠を越えていきたくなったのだろう
などと自分なりに納得したりして


そしてその先にあるものは
その人自身


そのひとだけの魅力と
そのひとが曲に対して持っている愛情と
それらがないまぜになってあらわれる独特の空気感



夜更けの町をライブの余韻を引きずりながら歩いてもう一軒
あまりに余韻に浸ってたら渡辺通から春吉の界隈で
狐に化かされたようになんどもぐるぐる回ってた(単なる迷子一歩手前)


そのひとだけのものは確かにある
そのひとのかわりにはだれもなれない
と、しみじみと実感した夜

秋のいちにちを楽しむ

行ってきました浮羽究真館高校
お目当ては高校ラグビー花園へ向かう大会の福岡予選2回戦
せっかく行くんならこの間からTEEN!TEEN!で特集されてた
浮羽究真館のラグビー部の試合も観ようかねと11時目指して
(でも思ったより高速が混んでて半分しか観られなかった)



個人的に高校ラグビーのこの2回戦、3回戦あたり好き
花園にドラマがあるようにこのひと試合ひと試合にも
それぞれ忘れられないドラマがきっとあるのよね
でもまあ今回はそこはさらりと行きます
ラグビーに興味のあるひともそんなでもないひとも
日曜日のおでかけにいいんじゃない?ってレベルかもしれません



母校の試合や息子の試合などで何度も来たことのある場所ですが
ここ数年で綺麗になって見違えました
駐車場もそこそこあるので有り難いです

まわりはとても開けた景色
グラウンド周りも広くてどこからでも観やすい
すぐ近くをJR九大本線が通ってます(駅からは結構ありそうだけど)
しばらく観戦している間に3本ばかし列車が通りました

この近さ
この少し前にゆふいんの森号が通った時にはおおっ!ってはしゃいでしまった
子どもとか嬉しいよね
ラガーマン撮るつもりの人もそのときだけは線路向きにカメラ構えちゃうかも(笑)


試合を観終えてからはあたりをつけていた鰻屋さんへ
13時過ぎではありましたが数組が待ってました
わたしたちのあとにもさらに数組
今日は車だしお酒も飲めないので軽めに・・と丼にしましたが
もちろんうな重やせいろ蒸しもありました
それでも外せない白焼きは頼んじゃった、美味しかった


帰り道でアップルパイ食べて帰ろうね〜!
なんて言ってたのですが(知る人ぞ知る朝倉のあの店ね)
その店が現れるのが思った以上に早かったのでお腹がいっぱいでパス
そのかわりに三連水車のあたりの道の駅のようなところに入りました

お買い物ができて食べものもあって
おまけに子どもさん向けの遊具や芝生広場までありました
3連水車を見て回れる遊歩道みたいなのに続いてるのね

おやつ食べて

歩いてまわって

こんなのを車に乗せてたら芝生広場で遊んじゃう?


夕方にはもうほとんどが売切れではありましたが
野菜とお花を少し買って満足して家路へ


でもいまごろアップルパイ食べなかったから(?)コーヒーが飲みたくなって
気になった喫茶店に入ってみました
(交差点「三並」のあたり)


天井の高いゆったりとした空間
窓から見える景色ものんびり
流れるジャズと相俟ってしばし日常を離れる気分
満足


いやあ・・秋の一日
楽しませてもらいました
感謝!です

目の前に転がってきたチャンスを両手で掴む

ラグビー界の至宝ダン・カーター氏が
東日本大震災熊本地震被災児童のために来日!

http://support-our-kids.org/dc/

こちら福岡ではチャリティートークショーが行われるということで
それはラグビー大好きみーはーとしては行かないわけにはいかないでしょう
で、グランドハイアットまでとことこと出掛けてまいりました


となりでは結婚披露宴が行われているらしい宴会場の
その奥での開催
この披露宴に出た方が
「いやあ、昨日の披露宴、やけに人が多いと思ったら
 隣にニュージーランドの有名なラガーマンが来てたらしくてさ」
なんて話題がどこかで囁かれることを密かに願います(笑)


さて!清宮さんとともにダン・カーター選手登場
イベントのTシャツにシンプルなパンツといういでたちながら
すらりと長身、かっこいいよ〜!


話題のはじめはラグビーとのなれ初めから
お父様がいつのときも好きなことをさせてくれ
そして絶対的にフォローしてくださってたこと
今の自分があるのは父親のおかげだ・・と


はじめは自分が上手いとか人より優れているとか
そういうことは考えたことはなかったが
いつもとても努力をしていた
それはラグビーが好きで楽しかったから


オールブラックスに入れたということ
しかしただのオールブラックスではなく最高のオールブラックスでありたいと思ったこと
ニュージーランドでは男の子ならみんなオールブラックスに入りたいと願うような国で
オールブラックスであるという責任やプレッシャーはとても大きいこと
しかしそのプレッシャーを自分の力にすることをしてきたこと
いつも100%
100%以外でものごとにあたることはないという言葉には鳥肌


「熱があるからいいチームになる」と言ったのはどちらだったかしら?
とにかくライバルの存在は絶対に必要で大切
しかしながら
オールブラックスでそのポジションで一番になろうと努力することはもちろんだけれど
チームとして最高を、より良いものを目指すことが個人よりも優先されると
オールブラックスになったからには自分の努力はポジション争いなんかを超越して
もっともっと高みを目指しているのだなあ
オールブラックスニュージーランドで尊敬される存在であるとともに
勝つことを当然のものとして期待される存在であると
自分の努力が世界のラグビーを牽引するほどの意味があるということは
いったいどんな心持ちで毎日を過ごすのだろうと考える
ある意味優等生の答えばかりがつづく彼のコメントではあるけれど
それが熱を持って伝わりこちらの心の中に形を残していく感覚がするのは
ダン・カーターというひとが本当にそれを実行しているからに他ならない
一瞬のときも気を抜かずつねに意識して考えて
ラグビーのための毎日を送っているに違いない
「確かにラグビーをするためにできなかったこと犠牲にしてきたこともあります」
そう語る彼ではあったけれどその言葉にはひとつも暗い響きはなかった
ラグビーを心から愛しラグビーとともに生きてきたこと
「私はラグビーからたくさんのものをもらってきた
 だからラグビーを通してなにかをかえしていかなければならないと思っています」
ああ
これまで幾人のラガーマンから同じ言葉を聞いたことだろう
それがラグビーの魅力でありラガーマンの誠実だとそのたびに思わせられる


今日は聞き役に徹していた清宮さんがつぶやく
「こいつ凄い奴ですよね」
こいつ呼ばわりですか?の司会者の突っ込みに
分かんないからいいの!と笑わせながら
その潔いほどのひとつひとつの発言を一緒に耳を傾けている
(話が聞けて)みんな幸せな顔してますよと、参加者にも語りかける
ほんとうにその場所でそのくちびるから発せられる言葉として
そのまなざしを向けながら語られる言葉として聞けたことを光栄に思う
この伝わってくる熱を冷まさないように忘れないように
とにかく書き記したくなるそんな宝物をもらった



タイトルはどの話のつながりだったかは忘れたけれど
通訳の方が「両手で」とはっきり言われたことにハッとしたひとこと
ラグビーのボールの扱いの大切な基本でもある
またそのこと専心で大切に向き合うことでもある
「つよいチームほどシンプルなんですよね・・」
とあるラガーマンがつぶやいたひとことをも思い出した
シンプルなこと、基本的なこと、それを繰り返し繰り返し
大切に扱い、精度を高め、完全に自分のものとすること
どんな小さなチャンスも日常のものごとひとつもおろそかにしないからこそ
チャンスが来ることにも気づけるし
その一瞬を逃さずに自分のものにできるのだろう
ラグビーに限ったことではない
若い人に限ったことでもない
としをとって若い頃ほど無理がきかなくなった今こそ
また基本に戻って毎日を大切に過ごさなければならない
・・などと自分を省みる時間にもなった



テンポよく内容もしっかりつかみながら進行してくださった司会の方にも感謝
素敵な言葉で分かりやすく伝えてくださった通訳の方にも感謝
そしてこの会をかたちにしてくださった清宮さん
さまざまな方々ににも本当に感謝いたします



さあ、刺激を受けてこれからの毎日100%目指して頑張ろう
(はっきり100%と言ってしまわないのがちょっと弱気ですが)
そして次回こういう会があった時に備えて
そして日本で行われる2019年のラグビーワールドカップに備えて
英語をいまいちど勉強しようと(また)思ったのでした
ん、
ご本人が言われたそのリアルタイムで頷いて微笑んで
目を合わせて話を聞きたいと思ったのでした
通訳を聞いてのタイミングで笑うのがちょっと悔しくていつもほど笑えなかった私・・・(笑)


ただのラグビー好きですが・・・

この日曜日は春日公園にて開催された
「九州ラグビーフェスティバル」なるものに行ってきました
午前中から小学生のミニラグビータグラグビー
中学生の試合、高校生の試合と続き
午後二時からはいよいよメインの同志社大学対九州学生選抜の試合・・という
ラグビー好きにはフルコースのようなスケジュール


朝からいらしてた知り合いの方曰く
「ずっと観てるとホントに成長していってるのが見えますね〜
 中学生でもわ〜体格いいなあ、大きいなあと思ってたけど
 高校生になるとまた逞しさが違うしゲームも見ごたえがあって
 だんだん面白くなっていく〜!」
でしょ?
クラブチームで我が子と一緒にラグビーしてた子たちが
高校、大学、社会人、と成長していくのはたまらないのですよ
我が子がもうラグビーやってなくてもその知り合いの子たちのおかげで
ラグビー観戦の楽しみが何倍にもなってきたものとしてはそれ、よく分かる!


お待ちかねのメインの試合は開始早々の同志社のトライに始まり
九州選抜、どう対抗するかと思えば
ペナルティーキックと次のトライとで逆転
それでもテンポのいいパス回しで同志社もまた鮮やかなトライ
わ〜っ!と会場がどよめくプレイも見られなかなか楽しめる
前半終わって同志社29−15九州学生選抜



後半は会場にきていた知り合いも近くの席にまた増え
応援の声も増える
九州学生選抜が開始早々にトライをあげ試合の行方もますます楽しみ
後半14分には九州がもうワントライをあげ2点差まで詰め寄る



熱のこもったプレイを観ながら不思議な気持ちになってゆく
九州出身者をたくさん揃えてきてくれた同志社大学
そのメンバーに選ばれた知り合いの子たちのことを思うと
見事に勝ってこれからの大学の試合でもどんどん活躍してほしいと思う
九州選抜の子たちもまたこの注目される場で思う存分力を発揮して
高校までにくらべるとすこし印象の薄い九州をアピールしてほしいし
なによりこれからの励みやモチベーションにしてほしいと思う
まったくもうどちらを応援したいのか分からない
いやいや正直言えばどちらも応援しているので
傍から見てるとまるでこうもり状態でしょうね
(おまえ、どっちの味方やねん!と突っ込まれること必至)
いえいえ、本当のラグビー好きはいいプレイには
敵味方なんて関係なしに惜しみない拍手を送るのよ!と言っておくことにする(笑)



その後、同志社が確実に点を重ね
かなりの差をつけていく
少しばかり元気のなくなった九州選抜に
となりのラグビー経験者の知り合いは檄を飛ばす
いつもと違うその激しさにすこし驚きながら
きっと一緒に走って戦いたいと思ってるんだろうなと感じる
このめったにない素晴らしい機会を存分に味わっているのか?
いまの自分のすべてを出し切れたと言える動きをしていると言えるか?
勝利を本当に目指して必死の努力をしているのか?
ひとりひとりが決して劣らない実力を持っていること
何よりこれから伸びていくという大人からみれば羨ましい可能性をもっていること
それを環境や自分の考えで制限してほしくないという気持ちは大いにある



この九州ラグビーフェスティバル
この九州から多くの日本代表をという夢を載せて復活された招待ラグビー
2019年に日本で開催されるラグビーワールドカップに向けて
もっともっとラグビーを一般の方に知ってほしい
色々な方々に応援してほしいという想いも載せている
いまそんな企画を考えていますというところから情報を知っていたものとしては
この日がきたこと、大勢の観客のまえで試合が行われていること
試合の様子がテレビで放映されたこと
すべてがなんだか感動してしまう
当たり前に見えることひとつひとつ
誰かが関わって努力して力を合わせて実現していくのだな・・と
それを実現させてくれた皆さん方に本当に敬意を表したい
何かしたというほどの大した協力もできなかった自分だけれど
数人に声をかけて一緒に観戦し盛り上がり
「楽しかった〜!」と言いあえたそれだけでも
これまで何気なく参加していたラグビーのイベントよりも一層嬉しい
息子のラグビーのクラブチームの仲間たちで
スタッフとして動いてくれてる子や
試合のメンバーとして来てくれてた子などがいて久しぶりに会うことができた
その子たちが私たちが声をかけると何とも成長した
立派な紳士、ラガーマンとしての姿と対応をみせてくれたこと
なにより笑顔でいてくれたことが嬉しかった


深夜にあったテレビ放映では試合の詳しい内容
キラリ光った選手たちのこと
大西将太郎さんのなるほどと思う丁寧な解説
また改めて楽しめた
九州選抜キャプテン中尾君はじめ気になった選手やチーム
これから試合のスケジュールを調べて現地で応援してみるのもいいかな?と思う


そう考えてみれば
ラグビーファンといいながら観る方の私自身が
高校ラグビーは予選のはじめから観るのが楽しいのよ〜とか言っているくせに
大学ラグビーに関してはそこまで興味を持っていなかったのかもしれない
今回の試合のおかげで各大学にこんなに注目すべき選手がいることが分かったのも収穫
またひとつ新しいラグビーの楽しみ方が増えたかも


今回のフェスティバルの開催にご尽力くださった皆様方に本当に感謝します
はるばる来てくださった同志社大学の選手及び関係者の皆様方にも
会場で出場する学校の選手の方々が今回の地震への募金活動をして
九州を応援してくれていたことにもありがとうを伝えたい
選手の方々だけでなく会場整備等たくさんの大学生が動いてくださってましたしね



これからもこのフェスティバルが続いていきますように!
参加してとても楽しかった一ラグビーファンは
感謝の気持ちでそう祈りたいと思います
ありがとうございました












今週のお題「私がブログを書く理由」

日々のつれづれを書き留めていたブログ
気がついたら大好きなラグビーの割合が高くなってました
フェイスブックでは書ききれない想い
自分なりに綴って行きたいと思います
できることなら
「へえ〜、ラグビーってそんなに面白いの?」
って関心を持ってくれる方が増えることを祈りつつ・・・

そう「ただのラグビー好き」の拙い文章なんですけどね(笑)

愛することは知ること(ラグビー・南ア戦をもういちど観たよ)

ラグビーを愛する仲間たちの主催する
南アフリカ戦をもう一度観ながらラグビーを楽しもう」という趣旨の会に出席
もう、あの試合は何回見てもいいよね
あの試合だけでお酒が飲めるよねっていうのはよく聞くラグビーファンの声ですが
この会、ラグビー観るためならお酒飲まなくてもいいっていう人も多い
これまたラグビー好きの会なのです(私はすこし飲みましたけどね)
ジャパンの活躍とともに会場も盛り上がります
結果が分かっててもやっぱりその気になって観てしまいます
質問があればとめて質問に答えられるのもまたいいです
数回一緒に観戦している仲間もいれば今日初めて参加のかたも
仲間が友達を誘ってすこしずつ会を盛り上げているところ
うん
2019年に向けてラグビーを楽しもうって会なのです


ハーフタイムは録画なので早送りしてもいいところなのですが
まあ、ちょっとお楽しみということでスクラム体験を提案した司会者
もちろん高校・大学などで経験した数人がいるので
そのひとたちを軸にして数人はじめて体験というひとに入ってもらって


おっ!なんと女性からも体験希望者
仲間ととも参加してくださってるっていうのもこういう体験しやすくしてるよね
で、総勢20数名の貸し切りのスポーツバーでの催し物っていうのも
へえ、やってみようか?ってハードルが高くない感じ
でも指導はしっかりしてくれてます、安全のためにもね
なんどか交代してかなりの方が体験
写真を撮ってたわたしも途中「やったら?」と言われ参加しました
「いままで体験は?えっないんですか?」って驚かないでよセンセイ
そりゃ、観戦歴は(年の分も加えて)長いけど普通ないでしょ?(笑)


というわけで、この歳で初めてスクラムというものを体験
前3人だけのちょっとした体験版ではあるけれど
肩から脇へとまわした手でお互いのジャージをがっしりつかみ
相手3人と相対し、ぐぐっと頭を押し込む
えっ?組む前に手を相手の肩に?あら、相手の手が私の肩に来るわけですね?
・・よく聞いてはいましたよ
「8人がひとつにならないと力が出せないんですよ」とか
「前3人はね、相手チームと組むから敵っていうよりもっと近い関係かも」とか
なんとなくそういうことの意味がほんのりではあるけど分かる気がしました


後半も観戦
ま、色々ありましたがやっぱりあの場面はどうしても観たいよね
がんばれ〜!と思わず声援を送り勝利を喜び
あ〜良かった、最後まで観られた!と安心の感情を共有して
うん、みんないいひとたちだったな〜!


で、試合観戦後はおもてに出てラインアウト体験
さすがにそれは参加しませんでしたが
試合会場で観客席から見るのより一層その高さに驚いた!
ひゅ〜ん!って上がるんだもの
そのうえでかなりのスピードのボールとったり相手と絡んだり
いやあ・・スゴイ
今度から高校生のも「スゴイ!」ってちゃんと見てあげよう


スクラムも目の前に3人対3人の塊ができるだけで
相当な大きさというかボリュームというかとにかく迫力
これをあの体格のいいラガーマンが16人も集まったらそれはもう・・・だろうな


なんだか観戦歴だけはわりと長くなってて
なにごとも当たり前のように観てたけど
改めて体験したり目の前でひとがするのを見学したりすると
見た目が変わってくる
うん、聞いてしってるより見てみること
で、そのほんの端っこでも齧ってみるとそのものの凄さが
また別の視点から見えてくるんだろうなあ



そういえば息子が小5のときにクラブチームで親子ラグビーがありまして
ほんの数分間だけ子どもたち相手にラグビー(らしきもの)をしたことがありますが
その中でけっこう体格のいい子にタックルしたことのある私
ボール持って走ってくる(よその)子ども、逃げたらいかんやろ・・と覚悟を決めて
・・・自分の鎖骨が意外と丈夫だったことに感謝いたしました
まあ、内心私くらいの相手だったらぶつからずに避けて走ってくれよと思いましたが(笑)
あれ以来、走ってくる相手に向かっていくタックルって
あの恐怖心から逃げないことって大変なんだって分かったもの
ほんの一瞬なのに逃げようかどうしようかと迷うほどに長く感じるのよね〜なぜか



ワールドカップからこっち試合観戦はいろいろあったけれど
こんな形のはおもえば初めてかもしれないな
程よい人数でわりと気楽で融通の利くスペースで
経験者がたくさんいてしかもみんな親切に教えてくれて
これって、ラグビー初心者には至れり尽くせりの状況じゃない?


そういえば昔から我が家ではよく話題になるのだけれど
小さい子がラグビーやるのもいいけどもっともっと観るのも大切だよね
無我夢中で試合やってそのなかで楽しめる子はいいけど
それだけでは楽しみを見つけ出せない子もいるし
一生懸命ラグビーやってそれ自体はかけがえのないいい思い出だろうけど
そのあとあんまりラグビーに縁のない生活したり
日常でラグビーを楽しむ習慣まではなかなかついてなかったりするよね
お母さんたちだってラグビーの試合を楽しんでる人は一握りで
我が子の応援をしてるところでとどまってる感じもあって
そんなところがラグビー文化にまで繋がらない要因なのかなあって


なによりいまラグビー大好きな子も興味が出てちょっと始めた子も
こんなふうにすっごく刺激を受ける楽しい試合みたあと
じゃ、やってみる?ってお兄さんたちが相手してくれたら
思わず感激してその日のうちにひとつ成長しちゃいそうじゃない?
いつも集まってるちょっとした会なんかに
「今週はラグビーについて知ろうの会です」なんて感じでやれたらいいよね



興味から始まって
知ることを経て愛に変わっていく
それはなにごとも同じ
好きだからこそみんなにも知ってほしいって思っちゃうんだね




2019年までこんな何気ない会を開いては
楽しかったことどんどん書いて行きたいと思います
もし興味を持たれた方はどうぞコメントなど大歓迎です♡

いま、ラグビーファンにできること ファンとしてのワールドカップ

我らがジャパンあの感動の南アフリカ
そして中三日で迎えたスコットランド
朝からワクワクドキドキが止まらなくてなんだか落ち着かない
ジャパンがワントライを決めてくれてようやく・・だったかな?
自分の気持ちが選手と同調するわけでもないのに
いけないいけないと思いつつの試合開始だったな〜
前半最後の五郎丸のタックルでは思わず涙ぐみそうになって
こんなことじゃダメじゃんと思いつつもうウルウル
後半半ばからちょっときつかったなあ
中三日のジャパンと気をひきしめたスコットランド
最初の試合のように上手くはまってはくれない
最後まで力いっぱい応援したけれどそれでも試合が始まると
誰もなにも選手たちを助けることはできないのだと
その当たり前のことが沁み込んでくるように苦しかった


選手たちは選手たちとして最大の準備をして
そして覚悟をもって試合を走りとおす
選手にしかできないことを覚悟と責任を背負ってやり通す


わたしたちファンは?応援者は?
試合を応援するのはもちろんだが試合の前になんの準備をしたか?
ジャパンの面々の活躍を信じ応援するというのは確かだけれど
ただ期待して楽しませてもらうだけではなにか足りなくないか?
勝ったときにあんなに喜びをもらったのならなにかもっとできることはないか?



と、シリアスになった次の日はなんだか色々考えて
悩むのを通り越して自分なりのアイデアを考え出すことを楽しんでた


えっと・・
今回のワールドカップ、これだけで終わらせたらダメだよね
せっかくジャパンが頑張ってラグビーに目が向いているのを
2019年までつなげていかなくちゃ
まずはあと二試合、できるだけたくさんのひとにラグビーを観てもらう
パブリックビューイングはとてもいいよね
あと一週間サモア戦まで時間があるのもいい
実際にPVをやって観戦者をふやすのはもちろんのこと
どんな店で、どんな場所でPVができるか調べるのにももってこいじゃない?
今さら遅いとか前聞いたけどダメだったとかは言いっこなし
そういう問い合わせが来るということ自体が次につながると思うから


たとえば県や市の担当の窓口に問い合わせる
街のスポーツバーなど放映ができそうな店に問い合わせてみる
「そちらでは次回のラグビージャパンの試合放映の予定はないですか?
 もしグループで観に行く場合そういう準備をお願いできますでしょうか?」
「○○市ではPVの予定はないですか?
そういう問い合わせはどちらの窓口にすればいいですか?」
できるだけ好感のもてる感じで、もしだめでも残念そうにしながらも厚くお礼を言って



本屋さん、その他でラグビー関連の問い合わせをする
「Numberのラグビーワールドカップの特集のやつどこにありますか?」
ラグビーの○○さんのあの本どこにありますか?」
藤島大さんとか大友さんとか永田さんのとかいろいろありますよね)
いつも買ってるラグビーマガジンだったとしても
まるで今日初めて買う様に本屋さんのカウンターで問い合わせてみる
もうすでに買った本であっても電話で問い合わせてみる(ってのは悪いかな・笑)


このワールドカップの間に少しでも効果が出ればすごいことだし
もっと言えばそれだけで終わらせずにこれから長くラグビーを広めるのが肝心
パブリックビューイングだってリアルタイムが無理だとしても
ワールドカップ名場面を観る会を計画してもいいし
これからあるトップリーグ大学ラグビーをみんなで観るのもいい
その導入部に南ア戦のハイライトを流したりするのもいいよね
このワールドカップで一杯仲間をつくるのもいいし
その仲間たちと高校ラグビーの地元の大会を一緒に観るのもいい
私もラグビー観戦のはじめはそうだったけど
自分の母校のラグビー部に注目していくのもいい
今回のジャパンの選手のその後を応援していくのもいいし
2019年にジャパンに入る選手、入ってほしい選手を
見つけに行ったり、応援しに行ったりするのも楽しいと思う


2019年に向けてもう一つの準備は
ワールドカップに出ている外国のチームを知ること
このうちのかなりのひとたちが2019年に日本に来る可能性があるということ
だれが自分の見に行く競技場に出るかな?
どの国が身近な場所でキャンプをすることだろう?
スーパーラグビーとかシックスネイションズとかいつも見ている方は
それくらいもうすでに知っていることだろうけれど
わたしなどまだまだ日本の選手しか知らないから
世界のイケメンラガーマンを探すだけでもかなりの楽しみ
詳しい方が上げて下さってるカッコいい動画を見るのもいいよね
ラグビーファンだけでなく一般のタイムラインの方へも露出させることを忘れずに
もうFbのタイムラインラグビーのことばっかり!って言われても気にしない
いいじゃん!
ラグビーならあのひとにききに行こう!と思われたらそれも光栄


などなど
楽しいことを考えて
そのなかのいくつかでも実行して行ければと思う
10月3日のサモア戦はまた外へ繰り出してみんなで観ることにした
心当たりのあるひと数名に声をかけてみたら思った以上に来てくれる人がいて
その方々に会えるのもとても楽しみ


ラグビーがひととひとを繋げてくれる
ラグビーにもらったご縁は私にとってとても感謝すべき大きなもので
その意味でもこれからの4年間きちんと形にしていく役目があると
まったく勝手にではあるけれど自分の中で思ってる
ラグビーに恩返しがしたいんですよ」
そういっていろいろなことを黙々と実行していく人にも出会えた
そんなひととまた一杯出会いたいし
いろんなひとととにかくラグビーを通じて楽しんでいけるといいと思う


すべての出会いは幸せのためであってほしい
ずっと変わらないわたしなりの想い
幸せが増えていきますように・・
幸せな出来事が幸せなひとびとが増えていきますように・・・

ラグビーワールドカップ、愛すべきジャパンの勝利に

まだ興奮が続いている
ラグビーファンはその心のふるえをどこにおさめたらいいのかと戸惑いつつ
それをなんとか新しい動きへのエネルギーに変える術を探している


9月19日(日本時間では20日になったばかりの頃)
ラグビーワールドカップ イングランド大会2日目
日本は初戦の対南アフリカ戦において歴史的な勝利を飾った
なにが歴史的かって?
ワールドカップにおいて日本が勝ったのは1991年以来の24年ぶり
そしてこのところめきめき力をつけて最高ランク9位まで上がってきたとはいえ
現在の世界ランキング14位の日本が
過去ワールドカップで2回も優勝したことのある世界3位の南アフリカに勝ったということ


正直、いきなりやってくれるとは思わなかった
どこまで通用するのかとにかく応援しようと思った
きっとすごい試合になるだろうとは思ったから


折しも2019年に向けてラグビーファンを増やそうと思ってる人たちと
ここのところいろいろと集まって楽しんでいるのだけれど
とりあえずみんなで応援しますか!と我が家で一緒に観ることになった
2〜3回一緒に飲んでるひと3人とこの日初めて会うひと2人とうちの夫婦7人で
なにしろ試合開始時間が時差のため土曜深夜24時45分なんてものだから
22時ごろからぼつぼつ集まりホットプレート瓦そばをつつきながらまずは歓談
初めてうちに来たラグビー好きに見せたくて
長男の学年が中3のときの九州大会をかけたクラブチームの試合を流す
のこり5分ほどで16点ビハインドをひっくり返した
私にとっていろんな意味で思い出深く決して忘れてはいけないと思ってる試合(峻も出てる)
最後のシーンの逆転もさることながらそのプレイのレベルの高さにも注目してもらって
「あ、そこもういちどリプレイを・・」とそこは4回くらい繰り返し観た(笑)


メンバーも揃い次の録画は「天理対帝京」の決勝戦
立川の雄姿でジャパンに続く道を復習なんだか予習なんだか
と、やっているうちにテレビ放映が始まる
日付が変わるあたりからだんだんこちらも緊張が高まってくる(私だけ?)
食べものも飲み物も試合が始まったらセルフサービスだからねと
家主&食事提供の特権を活かして一番いい席で観戦
さあ!いくぞジャパン


・・・と、私が試合の事細かなことを書けるはずもなく
ただ、手応えだけは十分
相手の攻撃も確実に止め、落ち着いてチャンスを狙い
とにかく目が離せない
ワクワクとドキドキでどうしようもない!


日本が最初の得点、ペナルティキックを確実に決めて3点
えっ!南アフリカから先制点だよ!すごくない?
その後南アフリカが得点しかし日本も負けずにトライ&ゴール南アすかさずトライ
日本最後に耐えて前半は10−12と2点を追いかける形


えっと・・ワールドカップだよ
相手世界の頂点にも立つ南アフリカだよ
それで、堂々互角の勝負
相手ももちろん真剣勝負、絶対落とせないワールドカップでこれだよ!!


後半開始早々にペナルティキックで五郎丸が得点
13−12と再度逆転
と思う間もなく南アトライ、一瞬の間合いをこじ開ける様に走り抜ける
しかしながら日本の面々の集中力は切れない、気持ちもプレイもずっと
ペナルティキックで得点を刻みながらここぞというときにはトライ
その一つ一つのトライがなんともカッコいい
ここまでのジャパンというチームの積み重ねとメンバーの信頼を思わせる


29−29で並んだ後半29分
試合はまさにここから
後半32分自陣でジャパン反則
相手方は確実なペナルティキックを選択
会場からテレビを通して聴こえるブーイング
確実に1歩リード、しかしその差3点試合はまだ続く
今は南アがリードしてるとはいえ、一本とれば勝てるのよ、この試合
もう、どうする?こんなことがある?残り8分


続く攻防
攻め続ける日本
40分近くに10数人で押してトライラインを割ろうとモールを押し
トライしたかにも見えたがそれを守る南アの選手とでボールが見えない状態
さすがの録画テレビによる審判を使ってもトライ確認できず試合続行
もう途中にとめていた時間のプラス分も使い果たそうかというころ
相手のペナルティーで日本ボールへ
ペナルティーキックを蹴れば確実に同点へ
しかしそのままトライを狙うスクラムを選択
この先、プレイが途切れてレフェリーが笛を吹けば試合終了
ボールをつなぎ続けることで勝利への道を繋げる・・


グラウンドの横幅いっぱいを右へ左へと揺さぶって最後にトライ
あ〜っ!もう!やってくれたよ〜〜〜!!!


家に集まってたみんなで大興奮
ハイタッチしてハグして大の大人がみんなできゃあきゃあ言って
選手たちが勝利のインタビューを受けているテレビ画面を真ん中にして
参加者で記念撮影
もう笑顔!そしてすこしばかり涙



夜中の3時にもなろうかというのにそれからコーヒーを入れて
参加者が持ってきてくれたお菓子や果物などデザート食べて
(車で帰る人や次の日仕事の日ともいたので
 アルコールは試合開始までだったな、そういえば)
勝ち試合の歓喜に浸り、次の試合をみんなでどこで観るかという話をして
気分が良くて性格もいい若者たちはみんなで片づけを手伝ってくれて
なんだかホントに今日ここでみんなで観られたこと嬉しくて嬉しくて仕方なかった


とりあえずはそこまでで帰るおふたりを見送って
そこそこに眠る準備をしながら明日に向けての片づけを少しして
みんなが寝静まった後でお風呂に入り
でもまあちょっと試合中は開いてなかったパソコンを開いて・・


げげげ〜
フェイスブック大変なことになってる〜
次から次へと喜びの声
みんな起きてるよ〜
ねえ、眠れないよね〜
こんな幸福な時間


それからもうやめようと思ってからもしばし眠れず
6時までは記憶があった


あと・・9時過ぎまでの3時間途切れてます
その間に3人帰られてました
あとでメールその他でやり取りしました
一緒の部屋で寝てたお嬢さんが綺麗に布団をたたんで出て行かれたのにも
一切気づかず気を失う様に眠っていたようでした・・・




それにしても・・
あらためてジャパンの積み重ねてきたことの大きさ、素晴らしさ
それを本番で出し切れる強さに敬意を表したい
奇跡ではなく必然
それは奢りでも何でもなく積み重ねてきたもののひとつひとつを知っているから
しかしながらその積み重ねてきたものが
きれいにバランスを取り形を整え乱されることなくそのものでいることは
並大抵のことではないことは分かる
それだけジャパンのみんながどれだけ強い信頼で結ばれているか
今何をすべきかみんなが同じ心で分かっているか


最後の選択
監督はショットと叫んだという話もある
しかしながら選手たちが選んだのはスクラムからトライへの道
今日の新聞で読んだキャプテンの言葉は
フォワードが勝ちに行くという気持ちを出していたので
 それをがっかりさせないようにと思った」
とのこと


自信と信頼と同じ意志があったからこそのトライなのだな
ずっとずっととてつもなく厳しい準備を続けてきたうえでの
チームとしていまそこにいる15人としてひとつとなる瞬間
数限りない選択と修正を繰り返してきたうえでの最大にして最高の選択



子どもたちのラグビーを観てきて思ったことをふと思い出す

成長期の彼らは大人が観ると奇跡かと思うことを時々やってのける
親のことも指導者のこともすり抜けてふっと手の届かない高みへと上るときがある

高校ラグビーの厳格な指導者のもとで鍛えられた面々に
最後に盲導犬の不服従訓練のようなものを通過する儀式が要りそうだと思うことがある
すべての正しいことを叩き込まれ十分な信頼と尊敬を持ったうえで
なおそれでも敢えて逆らって自分を通すべき時もあると


信じられないほどの練習を積んだジャパンは
成長期のひとほどの進歩を自分の中に抱え持っているのだろう
彼らが成すことは時には一般人から観れば奇跡のように見えるのかもしれない


きっとジャパンの選手たちは新しい海へと漕ぎ出したところなのだろう
悠々と力をつけて自らの意志と仲間との信頼を舵に
追い風を確かに感じはするが気まぐれな風はときにまた向かい風になるかもしれない



それでもずっとここで見守っているから
あなたたちの努力と魅力にすっかり虜になったものとしてはずっと活躍を祈ってる


4年前には考えられなかったほどラグビー仲間が増えた
今回のワールドカップは仲間たちと観ようと集まる計画も立てた
2019年に向けてなにができるかと考えている中で
まずはこのイングランド大会でワールドカップ
少しでも多くの人に少しでも関心をもってもらわなければと思ってたところ
この南ア戦の勝利はとてつもない大きなプレゼント


中3日でジャパンが頑張って戦うのだから
わたしたちも中3日でまたみんなで応援するぞと急遽繰り出す計画も立てる



すこしずつ動き出す
そのエネルギーをくれたのは
ジャパンのこの試合の勝利
ありがとう
そして
おめでとう!


ラグビー日本代表のみなさん
そしてそこに関わってくださっったすべての皆さん
本当に感謝です


さあ!次に向けて!いくぞ!
Japan Way!