おいしい毎日

毎日のこといろいろ。ラグビー好き!

父と母のように

父が怒ったからと言って
母がもうあんたなんか知らないといったらコワい
母がお説教をしたからといって
父もおまえはダメなやつだと言ったらとんでもない



フォローしてくれるひとがいるからこそ
思い切って叱れるというところはある
この場面ではどうしても思い切って叱るべきだ
と、心を鬼にしてでも爆発することもある


本気で思ってないと怒れない
ましてや人前で叱り飛ばすなど相当の技量がいるのだから


昨日のジャパンXV対フレンチバーバリアンズ
確かに前半相手の思うままにされちゃってたよねとは思ったけど
にわかに「失望した」とか「今までで最悪」とかは思わなかった
2011のワールドカップのほうがもっとひどい印象を受けたこともあったような・・


何より彼らは若い
交代しても戦力が変わらなかった・・のではなく
交代で出てくる人の方が経験があるひとだった
のだな・・とはすぐ後に気がついたけど(笑)


というわけで私には叱ったり批判したりするほどの技量がないことが判明
それではどう観るかといえば
それはいいところをいっぱい見つけて好きになって
心から応援するだけだと気づいた次第
幸い・・というか何故かというか
今回のジャパンははじめから好きだ
ずっと応援していきたいと思っている


エディ・ジョーンズヘッドコーチがあれほどに叱咤した中で
印象にのこったのは、「プライド」「誇り」という言葉を何度も使われていたこと
日本代表の誇り、プライド
それは経験が浅いとか、相手の方が力があるから勝つのは難しいとか
そういうこととはまったく別の話だよね
きっと今の自分のベストを尽くしてますというだけではまだ足りないんだ
ここに国代表として、出られなかった人の想いも背負って
試合に出るということはどういうプレイをすべきなのか
もう一度、当たり前に自分がここにいるのではなく
それはとても幸せなことでもあるし、責任のあることでもあるし
なにより、それに値しなければ一瞬にして消えてなくなるものだということ
そんなことまで考えて日々を過ごし、ひとつひとつのプレイをしなければ・・
ということなのかと思う


もちろん
これはラグビーに限ったことでも
代表にかぎったことでもなく
わたしたちがいまここで生きていることですら同じことではあるけれど
なかなか意識しつづけてそのように日々過ごすことは難しい
それでも!
それがプライドであり使命なのだ!・・・と



エディさんが思いっきり怒ったのは
選手との信頼関係があったからこそ
そしてジャパンを支えるファンがいると信じていたからだと思いたい


うん、このジャパンが育っていくところをみていきたい
もちろん、
日曜日も楽しみに応援するよ!