あたらしい恋人

昨日のこと、仕事が終わってから、春の陽気に誘われて気分よく寄り道
いつもは食品売り場が主な博多駅ビルの商業施設
そうそう、この間見つけたお気に入りの歯ブラシ箱買いして帰ろうと
３階まで上って見るとはなしにウィンドウショッピング
気になる店があったので入って見ていると店員さんが話しかけてきた
きりっとハンサムな彼女（男前な美人って好きなのです）
で、いろいろ話してて、以前から欲しいと思ってた薄手のコート
売り場に出してあるのだけでなく、奥からも探してきてくれて
ついでにそのコートにコーディネイトするのにこういうの・・とか遊んで

・・・その日にその場で決めてしまった

いつもいく自宅近くのセレクトショップにいちどいかなくて良かったか？
というのはちらと頭をかすめたけれど
もう勢いというものです
でもって、街に出たときのここで買うっていうのも不思議にあったりして

ホントは場所でも店でもないな
もちろん、その気に入った現物があったということはそうだけど
そのコートに出会うための橋渡しをしてくれる人がいたということ
私が欲しいものを一緒に考えてくれて
イメージをつかんでくれて
それにピッタリのコートを持ってきてくれて
おまけにそのコートの魅力をふくらませてくれて・・・
（いつも行くセレクトショップにもそんなひとがいるので
　そこで楽しく気分よくお買い物するのです）

帰ってから手持ちの服と合わせて満足満足
これ着てドライブとか旅行とかいきたい気分

しかし、少しだけ罪悪感があってドキドキがあるのは何故？
いつもと違う店で買ったこと
そしてその店にこれから時々行きそうなこと
なんだか昔から仲良くしている人には内緒の
あたらしい想い人を見つけたような・・（笑）

あたらしい恋人っていったいなんなんだ！
コートのこと？
ひとのこと？
どちらにせよ、春の始まりにふさわしいドキドキだわ
と、ちょっと嬉しくなったのでした